
キャッシュカードでもクレジットカードでも近頃は利用する時パスワードが必要になっております。
パスワードだけですと印鑑など面倒な書類もいらず楽と言えば楽ですが、あまりに数も多いと忘れてしまいますよね。
特に高齢者様は全部覚えることが困難な場合があると思います。
ですから覚えやすいご自身の誕生日などパスワードにすれば安心でしょうが、今度は不正利用の恐れが出てきます。
そこでご自身にしか分からないような暗証番号を設定すると、ご夫婦がいらっしゃる場合は想像がつくかもしれません。
しかし身寄りのない高齢者様のケースでは、死後の事務の担当者がわからず途方に暮れてしまいます。
そこで本日の終活相続サポートのお話しは、おススメのパスワード管理についてです。
まずご自身にしか分からない暗証番号を設定して頂きます。
誕生日や車のナンバーなどは推測がつきやすいのでお控えください。
そしてその暗証番号を紙に書きデジタルカメラで撮影しておくのです。
その次に、例えば遺言の付言やノートなどにデジタルカメラを見て欲しい旨を記しておきましょう。
そうすると手掛かりが他になくとも、ご自身にしか分からない暗証番号を確かめることができます。
注意して頂きたいのはスマホで撮影しないことです。
スマホ内に所蔵された写真は、もしクラウドなどと接続していた場合、ネットに流出しやすく、暗証番号が他に漏れてしまう危険性があります。
ですからデジタルカメラを活用されることをおススメいたします。
以上、本日の終活相続サポートのお話しは、便利なパスワード管理についてでした。
デジタルカメラを活用すれば比較的安全に、ご自身にしかわからない暗証番号を保存し、また後日第三者に伝えることができます。
終活相続サポートのアイディアは思わぬところにあります。是非皆様もご活用ください。
まとめ
- パスワード管理はデジタルカメラを活用し、暗証番号を記した紙を撮影しておく
- デジタルカメラに記録した旨を、死後に見つけてもらうやすい方法で残す
