おひとりさまの終活支援について、今日は次のようなケースを見ていきましょう。
夫と別れた女性が、夫と同じ墓に入りたくないというケースが結構ございます。
こうしたケースは、義理の両親と仲が悪かったことも原因になるでしょう。現代は一昔前の、お墓に対する考え方と異なってきていますね。
その場合、まずは「婚姻族関係終了届」で、養実家との関係を解消することを考えてみましょう。
これでまず、義理の家族との関係を断ち切ることができます。
次に、どのお墓に入りたいかを決めます。お子様などがいらっしゃり、実家の墓に入りたい場合は、実家の祭祀主宰者と相談しましょう。
そしてその場合は、もう一工夫あれば完璧です。それは「遺言」を作成して、その希望を記すことです。
またお子様がいらっしゃらない高齢者様の場合は、「死後事務委任契約」をどなたかと締結すれば効果的です。
そうした死後の事務に関する契約をどなたかと結んでおけば、その方が相談者様のご意思通りに、お墓の手続きを代理でキチンといたします。
女性は4人に1人が、夫と同じ墓に入りたくないというアンケートもあります。こうした傾向はこれからも続くでしょう。
そうした希望を叶えるため、早めから終活サポートを利用して、是非とも事前から準備をされることをおススメいたします。
まとめ
- 結婚されていたおひとりさまで、同じお墓に入りたくない方は、まず「婚姻関係終了届」を出すことを考えましょう。
- 次に「遺言」や「死後委任契約」を作り、自分の希望するお墓へ入れるように準備をいたしましょう。