年を経るごとに判断能力は落ちていくものです。
お元気な時は一人で申請手続きなどが出来ますでしょうが、それがなかなか大変になって参ります。
特に身寄りのない高齢者様などのおひとりさまは大変でしょう。
行政のサービスを受けるためには、必要な書類の収集など様々な手続きをこなさなければなりません。
あくまでも、こちらから自発的にお願いしないといけないのです。向こうから、勝手に何かしてくれるわけではありません。
お年をめされるとなかなか難しいですよね。特におひとりさまで、あまり周りに頼る人がいないと、困ってしまいます。
いざという時は、突然やってきますから、意識していないと大変でしょう。
もうイイやって、諦めてしまいますと、次第に自分自身の世話もやめてしまう場合があります。それがセルフネグレクトです。
例えば次のような傾向があります。
・個人の衛生環境の悪化
・健康行動の不足
・環境衛生の悪化
・不十分な住居環境
こうしたセルフネグレクトの傾向が進んでしまうと、サービス自体を自分から拒否するようになってしまいます。
孤立した状況は精神的にも追い詰められてしまうのです。
おひとりさまは、相続や遺言などの終活サポートの対策だけではなく、こうしたセルフネグレクトの傾向にも注意しておいた方が安全です。
そのために事前から信頼できる第三者と契約を結び、定期的にサポートしてもらう体制づくりが大切です。