
実務経験証明書の発行依頼をする時の注意点とは何でしょうか?
障がい福祉事業を開業する時、指定基準にあうスタッフを迅速に揃えることが開業準備のコツです。
しかし「サービス管理責任者」や「児童発達支援管理責任者」など職種によっては、これまで働いていた経験を証明する必要があり、時間と手間を要します。
この記事を読むと、実務経験を証明してもらう資料を素早く取得するコツが分かります。
これまで多くの障がい福祉事業所の設立のサポートをしてきた中で、他の書類は揃っているのに「実務経験証明書」がまだ手に入らないと苦労されている方を見てきました。
特に以前の会社とトラブルを起こして辞めた場合は、相手が対応してくれないこともあります。
実務経験証明書の発行依頼のポイントとは

空き時間を狙う

これまで働いていた経験から空き時間がありそうな時間を考えて依頼してみましょう。
特に気を付けるポイントは次の通りです。
・サービス提供時間外に電話する
・請求事務で忙しい毎月1日~10日などの期間は避ける
利用者の来所が多い午前は避ける
要点を整理しておく

「発行目的」や「勤務期間」(日数・年数)など、自分で分かることは調べておきましょう。
発行依頼をされた相手がすぐに対応してもらえるような準備しておけば安心です。
・また単一の事業所だけに勤めていれば、「所得課税証明書」を取得して調べることもできます。
所定様式を送ってみる

障がい福祉サービスの指定申請をする役所は、提出書類として「実務経験証明書」の様式を用意しています。
そこで先にその「実務経験証明書」をこちらで手に入れて、分かることは記入しておき、分からないところを付箋を貼るなど工夫して、依頼する相手に送っておくとスムーズです。
【ピンチ】どうしても実務経験証明書が取得できない場合はどうすればいいの??
おわりに
